雨漏りを防ぎたいと思うなら、常日頃から自宅の要注意箇所をチェックしておかなければなりません。自宅の要注意箇所とは、雨漏りが発生する原因になりやすい場所ということです。それにはどんな場所があるのか、これから説明していきます。雨漏りの原因と簡単にいいますが、そもそも雨の漏れはどこから発生するのでしょうか。
それはいうまでもなく、家の屋根です。空から降ってくる雨をまともに受ける場所は屋根なので、ここに雨漏りの原因が集中しています。よって、要注意箇所をチェックするとは、自宅の屋根を重点的にチェックすることを意味します。とはいえ、屋根全体を漠然とチェックすればいいというわけではありません。
特に原因となりやすい箇所があるので、そこを見ておいてください。例えば、板金の釘が打ち込まれている部分です。ここに釘が打ち込まれているのは当然ですが、問題は釘がちゃんとはまっているかどうかです。もし老朽化して外れていたり、浮いたりしているなら、そこから雨が漏れてしまう可能性があります。
また、屋根のスレートを注意深く見てみてください。どこかにひび割れが発生している箇所がないでしょうか。もしひび割れた箇所があれば、それも雨が漏れる原因になります。さらには、屋根に漆喰が使われている場合は、漆喰の状態をよく観察してください。
もし漆喰に崩れた部分があれば、そこから雨が漏れてしまう可能性があります。以上、雨漏りの原因になりやすい場所について紹介しました。